【川崎大師 平間寺】厄除弘法大師様のご利益を頂いて和やかな境内で癒される時間

2018/10/25
ひとり若草の本日は、神奈川県川崎市にある 川崎大師 へ行ってきました。

識子さんのブログで、神奈川県でもお大師様に会える場所があることを知りました。

言われてみれば、そうだ!
有名な(のに)川崎大師へ、行ったことがなかったのです。

というわけで早速、行ってみることにしました。

 

川崎大師

名称は、金剛山 金乗院 平間寺(こんごうさん きんじょういん へいけんじ)
普段言われる「川崎大師」や、「厄除弘法大師」は通称になります。

建立は1128年の平安時代、今から890年前。

弘法大師を崇信していた貧しい漁師の夢枕に、高僧が立ち言いました。

「我むかし唐に在りしころ、わが像を刻み、海上に放ちしことあり。以来未(いま)だ有縁の人を得ず。いま、汝速かに網し、これを供養し、功徳を諸人に及ぼさば、汝が災厄変じて福徳となり、諸願もまた満足すべし」

言われた通り海に出て、光り輝く場所に網を投げると、一躰の木像が引き揚げられました。
それは、お大師様の尊いお像でした。
漁師はその木像を大切に供養しました。

そこへ高野山の尊賢上人がたまたま立ち寄ることになり、その漁師の尊いお像の話を聞くと感泣し、二人で力をあわせ一寺を建立することになりました、という始まりです。

御本尊は、厄除弘法大師

宗派は、真言宗智山派 総本山は、京都の智積院です。
大本山は、この川崎大師の他に、成田山新勝寺、高尾山薬王院になります。

知ってみると、馴染みのあるお寺ばかりがあります。

川崎大師は京急の大師線を利用します

 

川崎大師へは、京急線を利用します。
京急川崎駅から分岐する、京急の大師線へとホームを移動して乗り換えになります。

分岐される川崎駅から、3つ目が川崎大師(駅名)です。

 

川崎大師の表参道は、線路向こう側にです。

なので北口の改札を出たらすぐ、線路を渡ることになります。

分かりやすい川崎大師への表参道

 

駅前の交差点から、表参道の大師厄除門が見えすぐに分かります。

わりと静かな、その表参道を真っ直ぐ・・・コンビニはミニストップが一件だけありました。

 

大きな看板を頼りに角を曲がると、大師仲見世に入ります。

ここでやっとお土産屋さんが立ちなぶ、賑やかな景色となってきました。

川崎大師は 真言宗智山派の大本山

 

大山門です。

大山門には、成田山の仁王門で見た「魚がし」の赤提灯です。
成田山と何か関係あるのかな・・・と思って眺めていました。

同じ真言宗智山派の大本山だったとは。

大本堂です、大きい・・・。

七五三のお参りなど、たくさんの人が訪れていました。

川崎大師 大本堂でお護摩祈祷

 

大本堂へ着くと、ちょうど御祈祷がされているところで、慌てて靴を脱いで上がらせて頂きました。御祈祷を申し込まなくても、大本堂へ上がることができます。

御祈祷は、お護摩になります。

お護摩とは、梵語でホーマ(homa)といい、〈焚く〉〈焼く〉などの意味をもつことばで、仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼きつくすことを表します。

お護摩は、御本尊のご宝前に設けられた護摩壇の周囲に香華をはじめ五穀、お供物をそなえ、斎戒沐浴して心身を浄めた導師が、中央の炉の中に護摩木を焚いて、御本尊厄除弘法大師さまのご供養をすることにはじまる、きわめて厳粛な秘法なんだそうです。
※川崎大師HPより

合掌して、お大師さまのご宝号を唱えます。

「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」

大本堂の正面にも掲げられてありますから、お護摩に参列される前に覚えておくといいかもしれません。
お護摩祈祷時に、合唱することができます。

のんびりと和みの境内散策へ

 

お護摩の時間表を確認すると、また1時間後に御祈祷があるようです。
川崎大師HP 参照

先ほど見せて頂いたお護摩祈祷が途中参加になってしまったので、境内を散策してもう一度見ることにしました。

 

川崎大師 菊花展が開催されていました。

綺麗に飾られていましたが、菊花の見頃はもう少し先のようです。

 

休憩のベンチには、祈りの平和像。

ここでお茶を飲んだり、お昼を食べたり、休憩する方々を見かけました。

公園を思わせる穏やかな境内

 

シンボルのように建っている八角堂を過ぎると、公園を思わせる景色になっていました。

 

トイレの他にも、日陰になっている休憩所も完備されています。

景色も綺麗だし、生き物もたくさんいて、お参りに来てる人、お散歩する人、お喋りしながらおやつを食べている人、自転車で通過して行く人・・・、なんだか本当に公園で過ごしているようで、ほっこりするお寺です。

 

ニャンコも鳩も・・・、思いおもいに過ごす境内。

 

池には鯉もたくさん泳いでいます。

その「やすらぎ橋」を渡ると・・・。

日本百観音霊場 お砂踏み参拝所

 

昨年(平成29年)に開創890年を記念して建立された「日本百観音霊場 お砂踏み参拝所」です。

説明をよく読まず、勝手に「お遍路八十八ヶ所」かと思いました。
(弘法大師様関連→お遍路関係という思い込み・・・)

 

日本百観音霊場は、西国三十三観音、坂東三十三観音、秩父三十四観音の百ヶ寺からなるそうです。

お参りをしたことがあるのは、杉本観音(鎌倉杉本寺)、長谷観音(鎌倉長谷寺)、浅草観音(浅草寺)かな。

ラスボスは、明治に造立された観音様です。
「日本百観音霊場 お砂踏み参拝所」の建立にあたって、こちらにご遷座されたそうです。

やすらぎの鐘をカーン!と鳴らして、お礼を言いました。

祈りとやすらぎの道場 白亜の「薬師殿」

 

その観音様の後ろには、薬師殿です。
開創880年の記念事業として、平成20年11月に開設されました。

インドの寺院を思わせるような、白亜の薬師殿です。
目の前は「やすらぎ広場」・・・といっても、今のとことベンチ少々と芝生が広がります。

写経に写仏、彩色仏画もできる薬師殿

 

薬師殿には、薬師瑠璃光如来尊像と、薬師瑠璃光如来を信仰する人々を守る武神である十二神将が奉安されています。

こちらで、写経と写仏がおこなえます。

 

その入口には、薬師瑠璃光如来様が見えます。
ここにおいでの なで薬師を撫でることにより、身体健全・病気平癒が祈念できるそうです。

そして、その写経と写仏なのですが・・・。

 

なんと「彩色仏画」(ぬりえ)もあります。
斬新~!というか、塗るタイプ初めて見ました。

聖徳太子堂

 

境内奥の散策を終え、また大本堂の正面のエリアに戻ると、聖徳太子堂がありました。

聖徳太子講とその職人により、昭和41年に奉納された聖徳太子像がおいでのお堂です。

中を覗くと、聖徳太子様・・・
「昔の壱萬円札や!」と真っ先に思う、ザ☆昭和。

経蔵でお釈迦様へ「清浄金箔」壮厳のおすすめ

 

そして大本堂正面の左手にある、経蔵です。
境内に入ってから、ずっと気になっていたこの建物・・・なんだろう?

経蔵には、中国最後の木版大蔵経「乾隆版大蔵経」7240巻が収蔵されています。
収蔵されているお経の本は、並べてある景色を眺めるだけなのですが・・・。

 

入ってみてびっくり。
正面には、どーんとお釈迦様と五鈷杵(ごこしょ)。

お釈迦様ピカピカ!五鈷杵・・・デカ!

これは一体なんですかー?と思ったら案内がありました。

純金箔を五鈷杵に貼る「清浄金箔」

「清浄金箔」壮厳のおすすめ

金箔の意味がイマイチ分からなかったのですが、散華が頂ける←コチラに魅かれて、お願いをすることにしました。

経蔵の入口に案内の女性がいてくださって、丁寧に教えて頂きました。
※撮影の許可も頂きました

清浄金箔をお願いすると、散華と一緒に5cm×5cmくらいの純金箔が頂けます。

その金箔を五鈷杵に貼る・・・、これが「清浄金箔」です。

この大きな五鈷杵に接着剤(弱ーい糊)が塗られているので、その上に金箔をグリグリ擦り付けて載せていく感じになります。

荘厳(しょうごん)とは、仏像・仏具などを美しく飾ることだそうです。

わ、なんだかスゴイ!
この五鈷杵は、本物の金箔で包まれている・・・というわけです。

御本尊のお釈迦様に御真言を頂いて、三回唱えお礼を言いました。
ありがとうございました!

お大師様に頂くおみくじの言葉

そうして散策しながら過ごしていると御祈祷の時間がやってきて、今度は最初からお護摩を見せて頂きました。

大勢の僧侶が一丸となって上げる、迫力あるお護摩祈祷で、近くでよく見えるので有り難さが倍増します。

最後お護摩が終わると、須弥壇においでのお大師様の近くへ寄せてもうことができます。
手を合わせて、今日のお礼を伝えました。

 

おみくじを引きますか!ということで、出たのは「吉」。

「五常の道にかない正しき人は、阻害に遇ふとも道開くべし一心に大師を念じて職責を務めなば、先幸いよくよくよかるべし」とありました。

職業の「生兵法は成らず実の苦心と経験は成功すべし」
“生兵法(なまびょうほう)”って何?

で、生兵法を調べるとことわざが出てきました。
「生兵法は大怪我のもと」中途半端な知識や技術に頼ると、かえって大失敗をするということのたとえ。

うーん、一見優しそうに見えるおみくじは、ちょっと厳しめなのでした。

御朱印と散華の御守

 

最後に、頂いた御朱印と散華です。

大本堂の中にある社務所では、お守りなどの他に御数珠も並べてあって・・・欲しくなりました。
次回伺った時には、御数珠を頂こうと思います。

 

すごくいいお寺でした。
お護摩祈祷も素晴らしいですし、境内の雰囲気がほんわかしていて癒されます。

仲見世や表参道で食事をすることや、おむすびを持って境内で食べたりすることもできるので、お護摩に参列しつつのんびり過ごせる雰囲気の川崎大師です。

そして後日、お大師様つながりでこんな所へも伺ってみました。

「京都 醍醐寺 真言密教の宇宙」inサントリー美術館


2018/10/31

サントリー美術館で開催されていた「京都 醍醐寺 真言密教の宇宙」
※この展示会は終了しています(2018/09/19~11/11)

この表紙を飾る「如意輪観音坐像」が美しかったこと!
正面からご挨拶をして、横から斜めから眺め倒してぐるぐる回り、その美しさを称賛してきました。

真言密教の宇宙は、私には壮大すぎてどこを向けばいいのか分かりませんでしたが、展示されていた仏様の優美さと艶めかしさ、伝わってくる肌の温度に驚きながら拝観してきました。

「お大師様つながり」と思って行った展覧会でしたが、その直接感はなかったものの、美しい仏様に癒される時間はよいものでした。

そして帰りに美術館のショップで、醍醐寺のお線香を頂きました。

拝観後の東京ミッドタウンは場違い感が気恥ずかしく、そそくさと出て別の街でお茶をして帰りました。



東京ミッドタウンのスゴさ
トイレで感じてしまいます

豪華で綺麗、そして洗練・・・

落ち着かないので、
お茶は六本木を離れてから!



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