【雄山神社 前立社壇】霊峰立山の主峰雄山にある神社に馳せる想い

2018/10/08
先日行ってきた ひとり若草の旅、富山県の続きになります。

富山県立山町岩峅寺(いわくらじ)にある、雄山神社 前立社壇へ伺ってきました。

富山県には三霊山に数えられる、霊峰立山があります。
北アルプス立山の主峰雄山の岩頭に 御鎮座されているのが、雄山神社です。

子どもの頃、立山室堂まで行った記憶があるのですが、登頂はしていないと思います。

「いつかその頂へ行ってみたい」・・・というわけで、旅のネゴりに行ってきました。

 

雄山神社 前立社壇

雄山神社(おやまじんじゃ)は、峰本社・祈願殿・前立社壇(まえだてしゃだん)の三社からなり、今回伺った前立社壇は、山裾に位置し三社の中で一番平野に近く、立山の前に立つお社であることから前立社壇と呼ばれています。

この神社のある岩峅寺(地名)の「峅」と言う文字には「神様の降り立つ場所」の意味があるんだそうです。

創建は不明ですが、社伝によると701年 景行天皇の後裔の少年が、白鷹に導かれ熊を追って岩窟に辿り着くと声が聞こえ、「白鷹と熊で汝をここに導きしは、この霊山を開かんがためなり」という、雄山大神の神勅を奉じて開山造営したのが始まりとされています。

御祭神
伊邪那岐神/立山大権現雄山神/本地 阿弥陀如来
天手力雄神/刀尾天神剱岳神/本地 不動明王

富山市を抜けて立山町へ

 

お墓参りを終え、雄山神社 前立社壇のある中新川郡立山町へ向けて出発です。

富山の街並はこんな感じで、道路の真ん中には消雪パイプがあって、脇の流雪溝には水が流れています。
北陸の雪対策です。

そんな街の景色を通り過ぎ、山が近づく立山町へ車で30分ほどで到着しました。

神社のすぐそばには、常願寺川です。
その名水は、立山連峰から流れてきています。

雄山神社の真っ白な鳥居

 

白い鳥居が出迎えてくれました。

なんとなく意外・・・でもないか。
立山の真っ白な雪を想います。

参道から表神門

 

階段を上がり曲がると、参道の先に表神門が見えてきました。

すこーんと、いい気が流れてくるのが感じられます。

 

どことも似ていない、そんな雰囲気がありました。

山の神様へ繋がる場所。

雄山神社 前立社壇 御拝殿

御拝殿です。

よいご縁が頂けますように・・・!
ゴクリ、いざ参拝です。

拝殿では、ちょうど御祈祷が始まったばかりで、幣で祓って頂くことができました。

ついさっきまで墓地にいたばかりです。
この有り難いタイミングに感謝しました。

御祈祷の祝詞の奏上が始まりましたが、私も祝詞の奏上をします。

そして、雄山へ登頂する機会に恵まれるよう願いました。

立山連峰の主峰立山 雄山は3,003M

雄山のある立山は、富山県・新潟県・岐阜県・長野県に跨って連なる北アルプス(飛騨山脈)の西側にあたり、その山脈の総称を立山連峰といいます。

その立山連峰の主峰である立山は、雄山(標高3,003M)・大汝山(標高3,015M)・富士ノ折立(標高2,999M)の3つの峰の総称のことをいいます。

古くから立山修験といわれる山岳信仰の山とされ、平安時代からは地獄極楽のある山として、阿弥陀信仰とも結びつきました。

やがて明治に入り、女人禁制が解かれます。

現在では「立山黒部アルペンルート」により、年間100万人近くの人が利用する世界有数の山岳観光ルートとなっています。

日本三霊山 霊峰立山を知る

 

山岳信仰のある山を知って、その後「日本三霊山」という言葉を知りました。
日本三霊山は、富士山・白山・立山を指しています。

その中に「立山」を見つけ、私にもご縁があったんだ!という驚き。

思い起せば、富山の観光地ということで、子どもの頃連れて行かれた立山黒部アルペンルート。

黒部ダムの放水や、立山高原バスから見る20Mにもなる雪の壁「雪の大谷」も、真夏なのに雪がたくさん残っている立山室堂の緑と雪のコントラストや濃い空が、記憶の中にありました。

いずれも気持ちが悪く、吐きまくってヘトヘトでそこにいる幼い自分と。

子どもの頃は乗り物酔いがひどく、立山の思い出はトイレの風景も一緒に付いてきます。
観光<トイレめぐり

美しい御朱印帳と白鷹の絵馬

御朱印も頂いてきました。

それから、絵馬も。
伝説の白鷹が描かれた、美しい絵馬です。

神様にご縁を頂けると、たまに御眷属様が様子を見に来てくださるんだそうです。
その時に「宿る物」があった方がいいということで・・・、最近は絵馬ブームです。

御朱印帳も頂いてしまいました。

いつも、山の神様のご朱印帳を使っています。
私には珍しい水色ですが、美しくとても気に入りました。

霊峰立山と雄山の神様へ馳せる想い

今回のように「その山に行きたいから」、その神社へ願ったのは初めてです。

「来い」と言ってくださるのか、「見送り」になるのか、神様がどんな御采配をして下さるのか、とても楽しみです。

そして子どもの頃に見た景色の先に、どんな風景が待っているのか。
それは いつになるのか・・・、色々楽しみです。

叔母のピアノコンサート

 

さてさて、そんな雄山神社でお参りを済ませた後、

その足向かったのは叔母のピアノコンサートです。
本日のメインイベント!

富山市の中心部を走る路面電車を横目に見ながら、再び富山市内にあるコンサート会場へ。

子どもの頃からずっと仲良しの従姉(叔母の娘)曰く、
「こんなコンサート開くん、ジャイアンと母だけなんぜ~」

受付に広げられたおもてなし

 

早速 叔母ちゃんにご挨拶をして、飾られた会場を見てきました。

小さい男の子は、従姉の息子のコタくん・・・あら~立派になられて、的な。
前回見た時には、おむつして座布団で寝ている姿でした。

Google先生「いとこの子どもは、何ていうの?」
「従兄弟違(いとこちがい)」だそうです。

答えを見ても、ピンと来ない件・・・。

 

受付には今日のプログラムと、休憩時に摘まめる小さなお菓子も飾られていました。

美しい生地のクロスや、レースと一緒に。

クラシック音楽にまつわる国からのチョイスのようです。

叔母のある日湧きたったピアノへの情熱

 

そして、コンサートが始まりました。
ずっと見てみたいと思っていた、叔母のピアノコンサートです。

登場はシックな黒のドレスに、素敵なお帽子から。

叔母のピアノは、旦那さんを亡くした40代の終わり頃、娘が使わなくなったピアノを見て突如「弾きたい!!」と思ったのが始まりだそうです。

それまでピアノを習ったことも、弾いたこともなかったそうです。

その後、ピアノと共に定年まで仕事を全うし、今では世界各地を飛び回り見聞を広め、見聞きした記録は丁寧にファイルに納められ、想い出の品と共にピアノに寄り添います。

受付に飾られたクロスやレース、お菓子や器が、それなのです。

このセルフプロデュース力に敬服!

 

衣装は一転して、鮮やかなピンク色へ。

なにがスゴイって、70歳を超えて毎年このコンサートに挑んでいること。

演目や構成にピアノ演奏、その曲の作曲者や国にまつわるエピソード話や、それにまつわる品々、衣装の買い付けからコーディネイト、それらのプロデュースを自身でされているのです。

ピアノの演奏よりも、合い間にされるお話の時間の方が長かったりします。
ですが、そのお話は巧みでおもしろく、富山弁が炸裂したり、自身の失敗談などが混じります。

今ここで見てれいる以外の事にも、その知的な作業に様々なことが費やされているように感じて、その情熱に敬服します。

ピアノ演奏やお話から見えるその姿

 

続いては、シフォンの軽やかなドレス。

ピアノの演奏は、なんというか独特です。

すごく上手いというわけではないし、つっかえたり間違ったりすると「アラ?」とか「ん?んん??」などの声が漏れてきて、行ったり来たりする時もあります。

それがなんというか、等身大で自由で、そのままなのです。

取り繕っていないし、誤魔化してもいない、
「自分はコレをやりたい!来てくれた方をこんな風に楽しませたい!」
その気持ちがバーン!と出ている、そんなコンサートなのでした。

そこが、叔母を尊敬しているところです。

ずっと続けて欲しいと思うピアノコンサート

最後に「何でも聞いてくださーい!」という、質問コーナーがありました。

なかにひとつだけ、印象的だった質問がありました。

「どうしてそんな風に、ピアノを続けることができるのですか?」
同世代の男性から向けられた質問です。

話の流れから察するに、その男性も定年後ピアノを習い始めたが、どうも続かなかった(っぽい)様なのです。

残念ながら、叔母の回答は覚えていないのです・・・。
それは、その質問の裏にある意味を考え始めてしまったから。

この質問って、きっと羨ましいのだと感じたのです。

ピアノ演奏の完成度とかに捕われていなくて、ピアノを通して彼女の前に広がって続いていく世界観が羨ましいのだと。そして、その情熱が。

私は羨ましいよりも、スゲ!って思っています。

70歳を超えてこんなに「攻めてる姿」を見せつけられたら、40歳過ぎの私なんてまだまだ!まだまだ!

「好きなことに出会た幸せな姿」を見せてもらい、富山まで来た甲斐がありました。

富山県は、お寿司も抜群!

ピアノコンサートの後は、行列のできるお寿司屋さんで乾杯です。

富山は、お寿司が美味しいんですよ~!

 

日本海に面していてお魚は抜群だし、お米の産地でもあるのです。
もうホント無敵ですよ。

従姉に聞いてみました。
このお寿司が基準値だとすると、他で食べた時「美味しい」って言いずらくない?

「うん、正直ホントそれある・・・福岡に住んでいた時、まさにソレだった!」

 

どっちかというとお寿司に心が躍らない派の私ですが、富山のお寿司は別!

うっかり写真を撮り忘れてモリモリ食べてしまい、撮れたお寿司は後半戦のいくつかになってしまいました。

本当に美味しかったです!
ご馳走さまでした。

富山にお出かけの時には、ぜひぜひお寿司屋さんへ行ってみてくださいね。
白エビにホタルイカ、のどぐろ、氷見のブリ・・・盛りだくさんなんです。

しっかり教えてもらえた大事なこと

空港に戻る前に、叔父の仏壇に手を合わさせてもらいました。

そしてちゃんと聞いておきたかった、実家・父と母の宗派のこと。
浄土真宗の「西」でした。

東と西では 形式などが微妙に違うそうで、「西!ココ大事なん!」
そして浄土真宗のお線香の上げ方もしっかり教わり、お家に寄らせてもらって本当に良かったです。

さすが・・・!叔父ちゃん ありがとうね。

最後のお別れはドッタバタ・・・

 

富山空港に着いて、飛行機の様子を見た従姉が不思議がっています。
「搭乗が始まってる・・・なんで?早すぎない?」

なんと私、出発時刻を間違えていたのです。
19:55発× → 19:35発〇

時計を見ると出発の10分前、ここからは猛ダッシュ!
この大失敗せいで、お別れの大事なシーンは台無しになりました。

保安検査に駆け込んで、あれこれチェックを受けながら、隙間から見える叔母と従姉に手を振ります。「ありがとー!」

もう情緒もへったくれもありません。
空港着いたら、もう飛んだー!ってな感じでした。

けど、しんみりしないで済んでホッとしたりして。
飛行機から見える夜景に思いました。



「雄山に登りたい!」
と言っておいて・・・
読み方、間違えていました
(激しく動揺・・・そこから?)

ゆうざん×
おやま〇

どうしよう・・・山の神様に
「見送り」って言われたら

理由:読み方も知らないから
(ガビーン!)



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