【国宝 三十三間堂】お借りする手と頭痛と、千手観音様からの溢れる癒し(ふたり若草 京都の旅)

2018/03/20
若草物語の30回目の旅は、美幸ちゃんとふたりで京都へと行ってきました。

続いて向かった先は、三十三間堂です。
ここでもあるミッションを計画しておりました。

国宝 三十三間堂

正式名は「蓮華王院」で、その本堂が「三十三間堂」と通称されます。
これは、東面して、南北にのびるお堂内陣の柱間が33もあるという建築的な特徴によります。
また「三十三」という数は、観音菩薩の変化身三十三身にもとづく数を表しているそうです。

創建は1165年、後白河上皇が離宮として建てた法住寺殿の一画に建てられたのが三十三間堂です。
1249年に焼失し、1266年鎌倉時代に再建されたのが現存のもなんだそうです。

千手観音坐像も鎌倉期の再建時に、大仏師湛慶(たんけい)が、同族の弟子を率いて完成させたものです。

千体千手観音立像は、千体の中124体は、お堂が創建された平安期の尊像、その他が鎌倉期に16年かけて再興された像なんだそうです。

三十三間堂まで京阪線で七条駅へ

 

伏見稲荷大社から三十三間堂までは、京阪線を利用して、伏見稲荷駅から3つ目の七条駅から歩きます。
案内には京阪七条駅から徒歩7分とありますが、10分以上は歩くと思います。

京都国立博物館の、通りを挟んだ目の前にあります。

三十三間堂への拝観

 
三十三間堂は、建物の敷地に入るところから撮影禁止となっていて、複数いる警備員さんのご指導は厳しかったです。

参拝者が多いため、通路の出入りを徹底的に警備されていました。
この日の参拝者は、疎らだったんですけど・・・(ぼそ)いや安全確保、大事!

入館料は600円。入口でチケットを購入して中へと進みます。

今日いち寒かったのが、三十三間堂までの道のりでした。
写真にも写っていますが、手袋をして歩きました。

ちなみに手袋は、美幸ちゃんの手編みで自慢なんです♡
(私の編み物のセンスは、地獄行きです♡)

国宝 三十三間堂(建物)も実に圧巻

 

入場ゲートをくぐると、もうすぐに三十三間堂、その物が目の前にあります。
もう単純に「すっごー!」と思いました。

中学の修学旅行で、絶対に見ているハズなんですけどね・・・。
得意の記憶ゼロクリアーで、感動はいつも新鮮なのがウリであります。

建物の端まで行ってみようかな~とも思いましたが、ちょっと横にズレて見たこの距離感!
中に入ったら端まで歩けるしね、ということで止めておきました。

参進閣から、靴を脱いで拝観へ

 

この参進閣から三十三間堂へと繋がっています。
たくさんある下駄箱へ靴を入れて、スリッパへと履き替えてお堂へと進みます。

ここにもたくさんの案内をして下さる方がおいでなので、迷うことはありません。
「靴を入れた場所を、しっかり覚えておいて下さーい!」と声を掛けてくださいます。

※ここから撮影禁止です。画像は三十三間堂のHPより拝借しております

国宝 風神・雷神の豪華お出迎え

 

この真新しい参進閣から暗い廊下へと進み、三十三間堂へ入って行くと、出迎えて下さるのは雷神像でした。その、すごい迫力に驚きました。

日光で見た風神様・雷神様と全然違う・・・と、思わず心の中で言ってしまいました。
(どっちが、どうとかは・・・ごにょごにょ・・・)

二十八部衆像が前面に並び、その後ろに千体千手観音立像が並びます。

厳しく険しい表情で浮かべる二十八部衆像を、順に立ち止まっては眺めてはその荒々しさと激しさを感じ、後ろの千手観音様を眺めては癒されて、厳しさと癒しを交互に頂きながら進んで行きます。

二十八部衆像があんなにも厳しいのに、お堂全体は優しい雰囲気で満たされていて、千手観音様のお力なんだろうな、そんなことを思いました。

はぁぁ~!ホントにため息が出るほど豪華で、気を抜くスキが全くありません。

本気で観過ぎて、その集中力が切れてきた頃、千手観音坐像の前へと出てきました。
「ラスボス登場ですよ?」美幸ちゃんがニヤリと言います。

国宝 千手観音坐像に願う「手をお借りすること」

いやー!ここまで見せて頂いた仏様もすごかったけど、千手観音坐像はまた別格でした。
なんて癒されるのだろう!さすが・・・(ラスボス!とは言えませんが)

※御中尊とお呼びするんだそうです

お逢いできたのが嬉しくなってしまって、照れて舞い上がる感じです。
美しさと癒しと存在感と、圧倒的でした。

は!いけない、大事なミッションを果たさなければ。

三十三間堂での大事なお願いごとは、この御中尊様に「手を借して頂くこと」です。
※詳しくは識子さんの本

「どんな手をお借りするのか」考える・・・

この「お手の拝借」(←勝手に命名)にあたっては、ずっと考えてきました。

私のお借りしたい手は、お料理が今よりもっと「早く美味しく作れる手」です。

それを美幸ちゃんに京都に来る前に話したら、なにやら握るジェスチャーをするんですよ。
「料理ね?コレね?」いつものニヤリで、そうお寿司を握ってるんです。

ぎゃーそれ困る!確かに「料理が早く美味しく作れる手」だけど、お寿司握られたら困る!

それで思いました・・・、料理って寿司もそうだし、宮廷料理を作られても困っちゃうし。
ナルホドネー、さすが美幸ちゃんスルドイわ。

もっと具体的に、詳しく料理の内容について話す必要があるわけね。

願い事で「サッカーが上手くなりますように」ってお願いしたら、神様に「サッカーってなんだ?」って聞かれたので、「蹴鞠のようなもの」と説明したと、そんな事が書いてあったブログもありましたな・・・。話が逸れましたが・・・。

というわけで、手を合わせてお願いをする時、料理の内容を詳しく説明して、「早く美味しく作れる手」をお借りするお願いをしてきました。

「手をお借りする」大事な約束事

この「手の拝借」にあたっては、約束ごとがひとつだけあります。

それは、お借りした手を「死ぬまでに必ず返しに来ること」です。

神仏との約束は「絶対」です。
この約束も、死んでも守らなければなりません。

探そう!その名は「乾闥婆王」目印はクルクル

そんなミッションを果たした私たちですが、ひとつ見落としたことがありました。

二十八部衆像の中に、クルクルっと回す物を持っていて、お願い事をするとそのクルクルを回してくれるのだそうです。

最後まで二十八部衆像を観終わって、あれ?クルクルの像、見付けられなかったんですげど!
というわけで、拝観ルートをもう一周することにしました。

順路通りお堂の裏もきちんと拝観して、出口を出て、2回目の拝観を禁止する張り紙がないのを確認してから、もう一入り直しました。

その探していた二十八部衆像のクルクル回す像は、「乾闥婆王」(けんだつばおう)というそうです。

三十三間堂へ入って、二体目か三体目の像が、その乾闥婆王様でした。

手を合わせて願い事をすると、その手に持っていらっしゃる物をクルクル~っと回して下さるのだそうです。目には見えませんが、そんな風にご加護が頂けるようです。

しっかり手を合わせて、お願い事をしてきました。

2回目の千手観音坐像参拝で頂く御真言

そして再び、千手観音坐像、御中尊様の前に出ました。

「先ほどは、手をお借し頂いてありがとうございました」
何度お顔を見せて頂いても、見飽きるなんてことはありません。

ふと見ると、御中尊様の御真言が書いてあります。
こんなに近くに書いてあるのに、さっきは全く気が付きませんでした。

また変なトコを仏様に見られてしまったな~と思いつつも、
二度目のお参りによって、御真言を頂くことができました。

「オン バサラ ダルマ キリ ソワカ」

3回唱えて、手を合わさせて頂きました。ありがとうございます!
(ふ~!短い御真言でよかった~、これなら覚えて帰れるぞ)

拝観を2周させて頂いて、本当によかったです。

「頭痛封じ」に霊験あらかたな仏様の「頭痛平癒守護」

「頭痛平癒守護」のお守りを頂いてきました。
この三十三間堂独自の最古のお守りなんだそうです。

この三十三間堂を創建された後白河天皇は頭痛持ちで、その頭痛平癒(ずつうへいゆ)を祈って建立されたのがこのお堂なんだそうです。

お堂の完成により上皇の頭痛が治られたので、殊に「頭痛封じ」に霊験あらかたな仏様として信仰されたんだそうです。

「頭痛」でこんなにも豪華なお堂・・・、でもその「頭痛」がなかったらこの三十三間堂は建立されていないその事実!

平安時代の上皇であった後白河天皇のお力を、頭痛を通して思い知りましたよ。

というわけで、私もしっかり頂いてきました「頭痛平癒守護」のお守り。

私も片頭痛持ちなので、頭痛に悩む後白河天皇の気持ちは分かる~、
けれど、頭痛でこのお堂(豪華絢爛)を建てちゃう気持ちは皆無~、だって庶民ですもの。

この「頭痛封じ」に霊験あらかたな仏様だというお話を1ヶ月前に予習した私は、現地ではもうすっかり得意のゼロクリアーで、拝観中に美幸ちゃんに教えてもらいました。
「頭痛に効くってよ?」

思い出させてくれて(というか教えてくれて)、ホントにありがとう!

もちろん観音様に、そのお守りにパワーを入れて頂きました。
(拝観2周の御利益、ここにもアリです!)

御朱印も頂きました

御朱印は三十三間堂内で、頂くことができます。

今回初めて、御影も一緒に頂きました。
あまりにも千手観音様の癒しが素晴らしかったので、感動の記念に。

御朱印帳に挟んでくださる説明書きもインターナショナル!

外国の方にこの三十三間堂を見て頂けることは、本当に誇らしいものであります。
これがまさか「頭痛」のおかげだなんて、すごいです。

すみません、最後にお願いです・・・

今回拝観を2周してしまいましたが、決してオススメしているものではありません。

この日の三十三間堂は、拝観者数もそれほど多くなく、たまたま可能だったものです。

他の参拝者や、三十三間堂と仏様に決してご迷惑が掛からないよう、拝観には注意をして回りました。

どこの神社仏閣でも同じではありますが、その空間の空気を崩さぬよう、配慮と自己責任で御参拝下さいますようお願い致します。



「お借りした手」を通して、
私自身が学ぶことになるのだと思います

たた「便利な手」という意味で
お借りできるものではないと思うのです

結果はすぐに出るものではないと思っていますが、
その結果をご報告できれは・・・と思っています

京都の旅、次がラストです



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