【三峯神社】 白い氣守と早朝ご祈祷のハプニングの後で知る三峯の神様のご加護 秩父三社(其の五)

2017/02/01
若草物語 16回目の旅 秩父三社めぐりの最終日、
三峯神社の宿泊施設、興雲閣へ宿泊した翌日のお話になります。

あの「白いお守り」を手にする時がやってきました。

秩父 三峯神社

 

空が白み始めた頃、
興雲閣の宿泊者だけに許される早朝ご祈祷へ参加するべく、
朝5時過ぎに起きて、着替えて、準備万端!整えて、いざ!
集合場所の1階ロビーへと向かいました。

三峯神社の早朝ご祈祷 興雲閣宿泊者特典

エレベーターで1階へ降りますが、
同じく早朝ご祈祷に参加される他の宿泊者でいっぱいです。

そんな時、アホな私は上着を忘れてきてしまいました。

「あ・・・上着を忘れた、取って来た方がいいかな?」とつぶやくと、
一緒にエレベーターに乗り合わせた隣りのおじさんに、
「うん、取って来た方がいいよ。絶対に寒いよ!」(笑顔)で言われます。

早朝ご祈祷まで数分だったので、上着は諦めようと思っていたところに、
このアドバイス。・・・ここは神域です。

「神域で頂いた言葉には素直に従うこと」
神様からの言葉が具現化されたものでもあるし、自分でも従うよう決めていること。

すぐさま部屋へ戻って上着を取り、拝殿の受付へと戻りました。
ところが、そこにいたのは若草のおふたりだけです。

「どうしたの?待っててくれたの?」と尋ねますが、
なんだか様子がおかしいのです。

「なんかね、前日に申込みをしていないと参加できないんだって。」

本来ならチェックインの際、早朝ご祈祷への参加の有無を聞かれるそうなんです。
そして、前日のうちに申込書に記入するのだそうです。

美幸ちゃんに確認すると、チェックインの際 そんな案内はなかったそうです。

えー!そんな~!!と思うのは当然です。
宿泊者だけの、貴重なご祈祷なんですもん。

チェックインでの事情を説明して、
なんとか早朝ご祈祷に入れて欲しいとお願いしましたが、断られてしまいました。
お札の準備をする時間がないので「無理です」と。

断られる早朝ご祈祷 まさかの不参加

この時のショックたるや、茫然としてしまいます。

「今回のご祈祷は間に合わないので、7時から始まる月次祭へ入って下さい。
お申込書もご記入頂いて・・・ハイ、こちらです」と言うなり、別の作業に取り掛かっています。

それもそのはず、1日である今日は「白いお守り」の日でもありますから、
社務所内の雰囲気は、もう戦闘態勢といった感じでピリピリしているのです。
外の境内には、既に行列ができています。

社務所の方の対応も、なかなかの強い口調だったのでムッとする場面ですが、
神域である以上、ここはぐっと我慢!
怒ったりスネたりすることだけはしまいと、それだけを思ってそのまま従うことにしました。
この当たり所のない気持ち、どうしたものか。

ま、とにかく、そうなってしまったからには仕方ない、出直そう。
なんとも釈然としないまま、また部屋へ戻り待つことにしました。

「こんな事ってあるかな~?なんだか変だよね?」三人で首を傾げます。

この旅の流れからいって、
フロントでご祈祷の案内がないとか、事情を説明しても入れてもらえないなんて、
神域内で起きていることですが、とても違和感を感じます。

さっぱり分からないまま悶々としていると、
館内アナウンスが入り、また社務所の受付へと戻りました。

月次祭 ハプニングの真相と感謝

 

空もだいぶ明るくなってきました。
朝6時からの早朝ご祈祷がもすぐ終わるようです。

それにしても、すごいスリッパの数!
やはり興雲閣に泊まられた方は、ほぼ参加されてていました。
そうだよね・・・ちくしょういいな~です。(ぼそ)

戻られてくるご祈祷を終わられた方々を、ちょっぴりの羨望で眺めつつ、
いよいよ拝殿へと上がる、その時を待ちます。

そこで気が付いたのが、この7時の月次祭のご祈祷への参加者は、
私達3人と、男性ひとりきり、つまり4人だけでした。
これには、内心びっくりしました。

ここでやっと気が付きます。
もしや、月次祭のご祈祷へ参加しなさいってことだったの?

拝殿へ上がる前に、手水所で清めます。

さっきまでのスネた気持ちがうそのように、喜びへと変わっていきます。
だって、こんなに参拝者であふれかえる日に、
たった4人きりで、三峯の神様と向き合えるのです。

拝殿に上がった時の晴れやかな気持ちといったら。
「三峯の神様、ありがとうございまーす!!!」です。(このお調子者)

三人の神職さんが入ってこられ、月次祭は静かに厳かに始まっていきました。

神職さん三人で奏上される祝詞には、とても不思議な響きがあって、
広がるその振動は、波紋のように拝殿を包んでいきます。

ご祈祷を受ける4人で一列に並び、三峯の神様と向かい合わせです。
神様と自分との間を、遮るものは何もありません。

感動して胸がいっぱいになります。

こうしてこの回のご祈祷へ参加させて頂けるのは、
他でもない三峯の神様のおかげです。

三峯の神様は山岳系の神様なので、すごいお力をお持ちです。
私達の祈祷の時間をずらすなんてカンタンなのでしょう。

本当にすごい、ありがとうございます。
早朝ご祈祷を断られた時は意味が分からなかったけど、
こういうことだったのですね。熱い感謝が込み上げてきます。

月次祭を見せて頂くのは、これが初めてです。
1日に行われる大事な行事です。

ご祈祷だけでなく、祭事まで見せて頂いて、
そっかこれを見せて頂くために、早朝ご祈祷に参加できなかったんだ・・・。

そしてこの近さ、「直接話を聞くぞ」とでも言われているかのようです。

こんなにも面と向かってお話できる、願ってもないチャンスに、
私は何を願ったらいいのか・・・、それに相応しい願いはなんだろうと思いました。

それほどまでに強く願う願い事が、私の中にあったかな・・・。
急遽、自分の心を巡らします。

御眷属様の拝借と覚悟

今回 私の祈祷は、御眷属様の拝借です。
御眷属のオオカミ様を御神札として、一年間拝借させて頂くものです。

この御眷属様を拝借させて頂くにあたっては、すごく悩みました。

実際に眷属様が自宅に来るのです。目には見えなくても。
神様は約束を違えたりしません。

ですので、ただ来て頂くだけではいけないのです。
相応しい場所にお祀りすることが必要であり、
きちんとお世話もさせて頂かなくてはなりません。

そして一年後、必ず三峯神社へ御返しすることが約束となっています。
その約束を違えることは絶対にできません。「絶対」です。

まず、その約束が守れる自分であるかということ、
これから頂くであろう眷属様のご加護に、相応しい自分でいられるかということ。
三峯神社へ伺うと決まった時から、ずっと考えてきました。

強い自信はなかったけれど、一年を超える若草の旅の経験が後押ししてくれました。

そして今日、このご祈祷で御眷属様の拝借をお願いしています。

三峯の神様だけにお願いできること。
三峯の神様の前で自分の心の中を巡らして、考えました。
そして、ひとつだけ見つかりました。

眷属様の拝借にあたって、今こうして行っている若草物語の神様の旅に、
同行してくれる眷属様を付けて欲しいこと。

一緒に神社や仏閣にをまわって、一緒に修行したいです!そうお願いをしました。

優しい宮司さんの言葉と玉串奉奠

そしてお祓が終わると、玉串奉奠(たまぐしほうてん)になります。
ひとりひとり名前を呼ばれ、玉串を祭壇へと奉納します。

とことがですね、1時間近くになる正座と、開けっ放しの拝殿の寒さで、
みごとに脚は痺れ、感覚はありませんでした。

祭壇へは3~4mですが、全く歩ける自信がありません。
そんな時に限って、最初に名前を呼ばれるんですよね。
でも立つことができず、「すみません」と言って脚をさすっていました。

そんな時、宮司さんは優しく、
「転んだりしないよう、無理して慌てなくていいですからね。
ゆっくり立ち上がってください。慌てなくて大丈夫ですからね。」
と言ってくださいました。

それを聞いて安心したのか、脚にも感覚が戻ってきました。
そうして無事に、玉串を奉納させて頂き、感謝をお伝えすることができました。

こうして無事にご祈祷が終わり、社務所で御神札を受け取り、
眷属様を拝借させて頂くことができました。

終わった時、ピンクちゃんは笑ってました。
隣りは祝詞で泣いてるし、反対側はシビれてもぞもぞしてるし。

正面においでの白いオオカミ様が、ニッコリしていらしたんですって。

ハプニングの綿密さ、三峯の神様には簡単

 

すかっり外は明るくなって、たくさんの参拝者が並んでいます。

もうすっかり、気が抜けたといいますか、抜け殻といいますか。

朝5時から始まった一連のハプニングや、その後の素晴らしい月次祭のご祈祷。
まだ8時だというのに、濃厚すぎます。

ひと息ついたら、朝食を食べに行きましょう。

私達以外の宿泊の方々は、すっかり食事を済まされ・・・
この大広間は貸切です。

 

置手紙・・・本当に誰もいません。
メニューは、お宿朝食のド定番であります。

ごはんとお味噌汁は、保温されたお釜と鍋からよそるので、
あたたかく美味しく頂くことができました。

三峯の神様の計らいで、朝食まで静かに、ゆっくりと。
本当に有り難いです。

ゆっくり取る食事の間は、もちろんご祈祷のハプニングについて語ります。

早朝ご祈祷に参加できなかった理由が、やっと分かったね。
アレはもう「呼び出しだね?」なんて笑いました。

前日のチェックインでフロントに早朝ご祈祷の案内をさせず、
直前には、私の上着を忘れさせタイミングをずらし、
最後に社務所に思いっきりお断りをさせるなんて!綿密過ぎます。

このくらいのこと、山岳系の神様には朝メシ前なんですね。
やっぱりスゴイです。

そして最後には私達を感動させ、笑顔にしてくださるのですから。

“初めまして”である私達にしてくださるには、素敵すぎるご加護でした。
なのできっと、三峯神社と繋がりがある、
秩父の神様や、寶登山の神様からのお力添えも、
少なからずあったのかな~と感じます。

さ、ごはんが済んだら、いよいよあの「白いお守り」を頂きに行こうね。

そして三峯の神様がおいでになる奥宮へ行こう!

気が抜けている場合じゃありません。
朝ごはんでパワーをジャージ!元気出して行かなくちゃ。

「白い氣守」の贅沢な受取方法 興雲閣宿泊者特典

 

そしてこちらが「白いお守り」の引換券。
月末に興雲閣に宿泊すると、希望者にはこちらが渡されます。

10時以降の頒布と書かれていますが、いつ伺っても大丈夫です。
バスの時間との兼ね合いもあり、現在時間には融通が利くようです。

というわけで、最初で最後になるであろうこの引換券を記念にパチリ。
若草全員分も記念に残します。

そして引き換えをさせて頂きました。

なんともこの社務所は、想い出深い場所になってしまったな・・・。
(なんてしみじみ)

実は この興雲閣の予約をした時は、宿泊者にこんな特典があることを知らなかったのです。

「白いお守り」を頂くには、
夜明け前から並ばなければいけないとテレビで紹介されていて、
早朝に並ぶにも限界がある・・・だったら宿泊しよう!ってことで予約したのが経緯です。

この特典を知ったのは、実際に泊まる2週間くらい前だった気がします。
過去に宿泊された方のブログを読んで、初めて知りました。
その驚きたるや!

長かった・・・このお守りを手にするまでに、本当に長かったな~。
「お守り」という気持ちよりも、なんだか記念のような気持ち。

拝殿入り口手前に積んであった段ボールは、全てこの白いお守りでした。
月次祭で神様へ奉納され、お祓いを済ませ、求める方々の手に渡っています。

そのため、どんなに早くても8時を過ぎないと、お渡しすることができないのですね。
月次祭では、偶然そんな瞬間も見せて頂きました。

こちらは、御眷属拝借のお札と御箱(お札入れ)になります。

御箱はお宮の代わりになるもので、御箱に入れたままお祀りし、
一年後御返しする時も、御箱に入れて持っていきます。
こちらはお札が新しくなっても、そのまま使用することになっています。

御眷属札の他に、火防と盗賊の付札がセットになっています。

付札は、自分で考えて望ましい場所に貼ることができます。
もちろん、そのまま御眷属札と一緒にしておいてもよいものです。

詳しい説明書きも一緒に渡してくださいますので、
御眷属札の扱いについては、心配は無用かと思います。
困った時は、直接三峯神社へのお問合せも可能です。

神域内に泊まれることが最大の魅力 興雲閣

さ、この大事な御眷属様と白いお守りを持って、
支度ができたらチェックアウト、三峯神社の奥宮がある妙法ケ岳を登ります。

「白いお守り」目当てで興雲閣に宿泊しましたが、
神域内に泊まるという体験は、とっても素晴らしものでした。

神様の気を、高濃度で感じることができる感覚です。

チェックアウトしたそばから、違う神社にも泊まってみたいと思うほど。
また感じる神気も違ってくると思うと、わくわくしてしまいます。

三峯の神様に、贅沢な楽しみを教わってしまいました。



最終章かと思いきや、
朝の3時間が濃すぎました
次回ホントに最終章です



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コメント

  1. ユリ より:

    突然失礼します。
    偶然にブログ拝見して、なんと昨年同じ日に興雲閣に宿泊してました。
    そして、夕食の写真には私達が映ってまして笑笑
    今年も 1月31日には三峯神社に伺う予定です。
    もし、また同じ日に行くのであれば、ご挨拶させていただきたいと思ってコメントさせていただきました。

    • 若草大吉 より:

      ユリさま
      コメントありがとうございます。
      同じ日に興雲閣に泊まられた方からのご連絡だなんて、すごく嬉しいです!
      また興雲閣でご予約が取れただなんて、素晴らしいですねー!
      月末の予約が何年も先まで予約が埋まっているのを見て、諦めた若草であります。
      来月に三峯に伺いますが、1日だけは避けようと思っています。
      ご連絡、ありがとうございました。いいお天気になりますように!

  2. ユリ より:

    ありがとうございます
    同じ日ではないのは残念ですね。
    若草の皆さまもお気をつけて。。